導線を使って奥行きを出す|構図について


導線を使って奥行きを出す|構図について

導線を使って奥行きを出す

導線とは、構図における線状の要素をいい、見る人の視線を被写体へ誘導する役割を果たします。同時に、導線を用いることで遠近法の効果により、2次元の写真に3次元的な奥行きを与えることもできます。

 

例えば、高速道路のセンターラインを想像してください。実際に運転しているときでも写真で見るときでも、遠くのものほど短く見えるはずです。

 

しかし、強い印象を持つ線を間違った位置に配置すると、見る人の視線が画面のポイントからはずれ、構図が崩れます。

 

自然の風景や都市の景観には、道路、線路、柵、木の枝、川、大通り、街路灯など、線の要素があふれています。川などはっきりした線から、暗闇の中に差し込む筋状の光やスカーフのひだのように瞬間的に生まれる線まで、たいていの被写体は線的な要素を備えています。

 

導線は対角線として、特に画面下の隅から延びている場合に最も効果を発揮します。

 

例えば、古い教会に向かう曲がりくねった道や中国の万里の長城を撮るときは、画面の下隅からとらえれば見る人の視線を画面の中心へと導くことができます。

 

導線を使った構図では、被写界深度が重要になります。画面の下から導線を始めるなら、中心となる被写体も導線もシャープにとらえなければなりません。

 

また、導線は見る人に微妙なニュアンスを伝える役割も果たします。

 

一般的に、水平に延びる線は平穏で落ち着いた雰囲気をもたらします垂直の線は力強さを強調し、斜めに延びる線は動きを感じさせます

 

導線は見る人の視線を画面の奥へと引き込み、作品に立体感を与えてくれます。自然景観の川や木の枝、街の景観のくねくねと曲がった道、電線、階段、フェンスなど、導線として使える要素はたくさんあります。

 

続いて、水平線の位置を考えるです。

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