人の数だけライフスタイルの数がある|アドラー心理学


人の数だけライフスタイルの数がある|アドラー心理学

ライフスタイル

人生は基本的に思い通りにはいかないものです。あらゆる困難を克服するやり方は、人それぞれです。アドラーは、その人それぞれの「目標の設定」と「その達成のやり方」をライフスタイルと呼びました。ライフスタイルには、その人が培ってきた生きる動きがあらわれます。人はみんな、それぞれ精一杯生きているのです。

 

ライフスタイルは、生まれてすぐに形成しはじめるといわれます。本人にとっては、自然なことであり、意識するようなものではありません。しかし、トラブルや困難な事態が起こると、それを解決するときに「その人のライフスタイル」があらわれます。つまり、ライフスタイルによって、考え方や行動を決めていくのです。

 

例えば、テストの点数が90点のとき、「90点もとれた」と思うか、「90点しかとれなかった」と考えるかはその人次第です。

 

個人全体を部分(理性、感情、無意識)に分けて考えると、納得しやすいことがあります。例えば、「無意識のうちにそんな行動をしていたのだと思う」など、うまい言い訳ができます。この考えを「要素論」といいます。

 

しかし、アドラー心理学では要素論の考え方を採用せず、「全体論」を採用しています。全体論とは、「意識も無意識も、理性と感情も、心と身体も、お互いに対立せず協力し合っている」という考え方です。

 

つまり、各要素が「あなた個人」という全体を支えているのです。自動車に例えると、ハンドル、エンジン、ブレーキなどの各要素がそれぞれの役割を持ち、目的地に向かって走るようなイメージです。また、「要素論」を「所有の心理学」といい、「全体論」を「使用の心理学」いいます。

 


▶所有の心理学(要素論)

「私の中の一部分が、私全体を所有している」という考え方です。何か不都合なことが起きたとき、「無意識」や「怒りの感情」が自分の全体を所有していたと考えます。これは無意識や感情のせいにできるなど、都合のいい考え方でもあります。そのため、感情(怒り、妬み、後悔)に支配され悩むことが多くなります。

 

▶使用の心理学(全体論)

「個人がさまざまな部分を使って、目的に向かって全体を動かしている」という考え方です。何か不都合なことが起きたとき、「この感情を使って自分は何をしようとしている?」と自分を探求することができます。そして、自分をより深く理解できるようになります。

 

「私はこの感情を使って何をしようとしているのだろう」など、一歩立ち止まり見方を変えるだけで、感情に支配されずにすむかもしれません。

 

続いて、トラウマを捨てるです。

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