雑談力

何をするにもコミュニケーション能力が大事といわれます。

 

仕事、学校、友達、恋愛など、ちょっとした雑談で仕事がうまくいったり、好きな人と話が盛り上がったりした経験はないでしょうか?また、「何か話が盛り上がらないな…」と感じたことはありませんか?

 

インターネットが普及し相手を目の前にした「会話」が減って、「会話」に苦手意識を持つ方が増えてしまいました。
そのため、ビジネスの商談や打合せに入る前のちょっとした雑談がうまく盛り上げることができない、と悩みを抱える方が多くなってしまったのです。

 

一流の仕事人ほど、「よろしくお願いします」というほんの一言の挨拶や物腰が実に洗練されています。
その方の話は凄く魅力的で、気持ちよく仕事ができます。
中には生まれついての才能の方もいらっしゃいますが、多くの方は努力してコミュニケーション能力を鍛え、雑談ひとつで相手を魅了するスキルを身につけたのです。

 

コミュニケーション能力は、トレーニングで誰でも鍛えることができます

まずは挨拶から!

挨拶はとても大切です。挨拶をされて嫌な人はいません。あなたがさわやかに挨拶をすると、あなたの印象がとても良くなります

 

挨拶が大事と言われても意外とできていない方が多いです。初対面の方を前にすると緊張してしまったり、ぎこちない挨拶になってしまったりする方がいると思います。これだと、相手にあなたの緊張が伝わってしまい、微妙な雰囲気で雑談を終始することになってしまいます。これは非常にもったいないです。

 

会話の始まり、つまり「つかみ」の部分で相手に良い印象を残せれば、その後の会話もずいぶん楽しいものになります。

 

 

あなたが元気よくさわやかに挨拶すると、相手も同じように元気よく挨拶してくれます。
元気な挨拶のやり取りはとても気持ちが良いです。この挨拶は自然に心を開き、お互いが心を開けば、打ち解けあった楽しい会話ができます。

 

大事なことは、まずは自分から挨拶し、自己開示を率先して行う姿勢です。
もし相手が同じように挨拶をしてくれなくても、気に病む必要はありません。
目に見えなくても、相手には確実に好意的な印象が生まれているので、会うたび元気な挨拶を続けましょう。

 

あ・明るく
い・いつでも
さ・先に
つ・続けて

 

これは挨拶の法則です。これを守っていれば、挨拶は満点です。

 

もし、なかなか上手くできないと思う方は、仕事の同僚や友達など身近な人に挨拶の法則を実践してみましょう。
毎日続けることでいざという時も良い挨拶ができます。

 

 

さわやかで気持ちのいい挨拶は、いろいろな効果をもたらしてくれます。

 

▶気分が良くなる
元気で明るい挨拶はとても気分が良いです。沈んだ気持ちをリセットする効果もあります。

 

▶相手の承認欲求を満たす
挨拶は、相手に心を開いていますよ、という意思表示です。相手は自分が認められていると感じ、承認欲求が満たされます。

 

▶会話のきっかけになる
声を出すことで、会話や雑談を始める勢いがでます。それは、コミュニケーションの良いきっかけとなります。

 

▶笑顔が増える
明るく元気に挨拶しようとすると、人は笑顔になるもの。自分が笑顔であれば、周りの人も笑顔になって打ち解けやすくなります。

 

▶口下手を改善する
口下手な人にとって、挨拶のやり取りは緊張をやわらげて、話を切り出す心の準備にもなります。

 

▶評価が上がる
挨拶は相手に敬意を表する意味もあるので、相手もこちらに敬意を払ってくれます。また、常識人としても評価が上がります。

 

 

挨拶で大事なのは、「明るくさわやかな声」、「笑顔」だけでなく、お辞儀も大切です。相手に合わせたお辞儀をしましょう。

 

▶会釈
男性は脇、女性はやや前側に手をつけて、15度程上体を傾けます。通路でお客様とすれ違った時などに用います。

 

▶敬礼
手は太ももにつけて、45度に上体を傾けます。お客様や、地位の高い人へ挨拶する際に用います。

 

▶最敬礼
指先はひざにつけ、70度以上深く上体を傾けます。最重要な人物や、お詫びの時などに用います。

 

 

挨拶は大事ですが、ただすればいいものでもありません。心がこもっていない挨拶やいい加減な挨拶は、相手を不愉快にしてしまいます。挨拶にもルールがあります。

 

ながら挨拶はダメです。食事をしながら、携帯をつつきながらなど、何かをやりながらする挨拶は、相手を不愉快な気持ちにさせてしまいます。必ず手を止めてから挨拶をしましょう。

 

背後からの挨拶もダメです。ついついやってしまいがちですが、後ろからだとあなただと気付けませんし、相手に敬意も伝わりません。必ず相手の目を見て挨拶しましょう。

 

「どうも」もダメです。これは相手を軽く見ている挨拶です。自分より地位が低い相手でも親しい間柄でもやってはいけません。

 

続いて、あいづちの使い方です。

 

 

【上手く話せる方法】(参考書籍)

 

 

 

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