7つの習慣とは

「7つの習慣」とは、スティーブン・R・コヴィーによって書かれ、全世界で2,000万部を売り上げた書籍です。この7つの習慣から、人間の成長に大切な7つの心がけを学べます。そして、「生き方」や「考え方」を変えることで人格を高め、より幸せな人生を歩めます。

 

まず、「習慣」とは、しきたりや習わしのことをいいますが、習慣には「知識」「スキル」「意欲」が必要です。

  • 知識(なぜ必要か、何をすればいいのかを理解する)=行動の意義を理解する
  • スキル(どのように行うかを理解し、必要な技能を身につける)=効果的な方法で実行する
  • 意欲(実行しようと思う気持ちを常に持つ)=自分が変わろうと努力すると誓う

 

この「習慣」を変えて少しずつ人格を磨くと、信頼を得て持続的に評価される人間へと成長できます。そして、一度身に付いた習慣は忘れません。

 

習慣を変える前に、まず自分の「ものの見方(パラダイム)」を変えることが必要です。パラダイムとは、世の中の物事をみるときに基準となる考え方です。人はそれぞれ「自分のパラダイム」をもっており、それが行動や態度の源にあります。

 

そして、目指すべきパラダイムは、「原則に基づく」必要があります。この原則とは、国や時代を超えても誰もがその価値を認めるものであり、たとえば、公正さ誠実勇気などがあげられます。つまり、いつも「他人が悪い」、「自分は正しい」などと考えていては、何も変わりません。ずっと今の状態のままです

 

ついつい、「あの人は間違っている」などと考えがちですが、本当は正しいのかもしれません。自分の外に原因や問題を求めるのではなく、自分の内面に対して「変わるための機会」を見つけることが大切です。

 

考え、見方、人格、動機が原則にあっているかに気をつけ、自分の行動を変えて結果を引き寄せようとする意識が大切です。「自分が悪いかもしれない」「できることから改善してみよう」「頑張って努力する」などの姿勢を、インサイド・アウトといいます。インサイド・アウトができるだけで、パラダイムが変わり、劇的な成長ができます。

 

7つの習慣は相互に影響し合っており、1つの力を伸ばせば他の力も成長します。大切なのは、これから紹介する私的成功(第1~3の習慣)があってはじめて、公的成功(第4~6の習慣)ができます。そして、体調(肉体)、観点(精神)、自律性(知性)、つながり(社会、情緒)の4つの側面で、バランス良く刃を研ぎつづけること(第7の習慣)も大切です。

 

私的成功:他人に依存せず、「真の自立」を手に入れること。
公的成功:他人と協力し、大きな成果を実現すること。

 

続いて、第1の習慣・主体的であるです。

 

 

【人間力を高める1冊】(参考書籍)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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