本の紹介・著書「くすりの基本」


本の紹介・著書「くすりの基本」

著書「くすりの基本」

当サイトの副管理人が本を執筆しました!新人看護師からベテラン看護師向けの本ではありますが、一般の方でも「くすりの基本」知識をしっかり学ぶことができます。

 

 

「看護の現場ですぐに役立つくすりの基本(ナースのためのスキルアップノート)」

 

看護の現場は、多忙な職場なゆえ、わからないことがあっても先輩ナースに聞くこともままならず、これまで学んだ知識が正しいのか不安を抱えています。ときには習ってもいないようなことをあたりまえのように指示され、処置にとまどうこともあるといいます。
看護師という責任ある職種にとって、適切な薬の知識の習得は、喫緊の課題です。

 

本書は、看護の現場において必須である「医薬品の基礎知識」を的確に身につけるために、簡潔で実用性の高い内容にしています。

(本書より一部抜粋)

 

本書は看護師、薬剤師をはじめ、多くの方々の知識を取り入れ完成しました。ただ薬の説明が書いてあるだけでなく、ベテランナースからのアドバイスや、豆知識コラムなど、とても読みやすく、理解しやすい内容です。

 

実践ですぐに使える知識、場面や診療科ごとの使用例などを盛り込んでいます。わかりやすいため、内容をすぐにインプットできます。さらに、一度理解した内容は忘れづらく、アウトプットしやすいため、実践ですぐに役立ちます。

 


看護の現場ですぐに役立つ くすりの基本 (ナースのためのスキルアップノート)
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看護の現場で使える医薬品の基礎知識が身につく本
※一般の方にもわかりやすい内容になっています。

本の内容を一部紹介します。

chapter1 なぜ薬を知るべきか
医薬品とは p.10-p.11 一部抜粋

医薬品といっても、内用薬や外用薬、注射薬などの種類があり、薬価基準には約18,000種類の医薬品が収載されています。まずは、医薬品とは何か、どのようなものであるかについて理解しましょう。

 

▷医薬品とは何か
 人の健康に影響を与えるものとして、医薬品、医薬部外品、化粧品、漢方薬、健康食品、サプリメントなどが浮かびます。
 その中でも、医薬品、医薬部外品、化粧品は「化学物質の集合体」であり、どれも医薬品医療機器等法(旧薬事法)において明確な定義があります。

 

▷医薬品の種類
 医薬品には、医師が処方する医療用医薬品、薬局などで購入できる一般用医薬品(OTC*医薬品)があります。看護師等の医療従事者は、一般に医療用医薬品を使用します。医療用医薬品は、一般医薬品に比べ効果が高く、取り扱いに注意が必要です。

 

▽医療用医薬品と一般用医薬品の比較

項目 医療用医薬品 一般用医薬品
定義 医師(歯科医師)によって使用されることを目的として供給される医薬品。または、医師の処方せんや指示によって使用されることを目的として供給される医薬品。

医療用医薬品として取り扱われる医薬品以外の医薬品。
すなわち、一般の人が薬局等で購入し、自らの判断で使用する医薬品。
通常、安全性が確保できる成分の配合によるものが多い。

承認審査上の違い 医師等の管理が必要な疾病の治療・予防に使用されることを前提に、有効性、および安全性を比較考量して審査される。 一般の人が直接薬局等で購入し、自らの判断で使用することを前提に、有効性に加え、特に安全性の確保を重視して審査される。
効能・効果

医師の診断・治療による疾患名
(例:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎、Zollinger-Ellison症候群)

一般の人が自らの判断できる症状
(例:胃痛、胸やけ、もたれ、むかつき)

用法・用量、剤型 医師が自らまたは、その指導監督下で使用するものであって、用法や剤型に特に制限はない。

一般の人が自らの判断で適用できるよう、
・一般の人が使いやすい剤型(注射剤等は適用ではない)
・用量は、通常、医療用の範囲内としている。

使用上の注意 医師、看護師、薬剤師等の医療従事者にとって見やすくわかりやすいもの。

一般の人に理解しやすいもの。
症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師、歯科医師または薬剤師に相談することを記載。

参考資料:平成16年9月6日第5回厚生科学審議会医薬品販売制度改正検討部会資料3

 

 

chapter2 薬の基礎知識
添付文書の活用方法 p.24-p.27 一部抜粋

添付文書(医療用医薬品添付文書情報)は、医薬品の効能や副作用などの基本的な情報が書かれた公文書です。活用方法を覚えるだけで、血中濃度や半減期などの医薬品の情報をすばやく収集できます。その方法について理解しましょう。

 

▷添付文書の活用
 まずは、添付文書にどのような情報が記載されているのか理解することが大切です。
 例えば、前立腺肥大の患者に対して、禁忌である薬は数多く存在します。「禁忌(きんき)」の項目(添付文書上部)を確認するだけでも、医療事故を防ぐことができます。
 また、「この薬は粉砕できるのか」迷ったときは、使用上の注意(適用上の注意)に「」すりつぶしたりしないで、そのままかまずに服用するよう指導すること」などの文言がないか確認しましょう。この文言がある場合、その薬を粉砕してはいけません。
 これらは、添付文書活用のほんの一例です。まずは、添付文書を手に取り、よく使う薬を調べてみましょう。きっと多くの発見があるはずです。

 

 

chapter4 注意すべきハイリスク薬
糖尿病治療薬 p.100-p.111 一部抜粋

平成26年の「国民健康・栄養調査」によると、「糖尿病が強く疑われる人」の割合は、男性15.5%、女性9.8%でした。糖尿病の治療薬は多岐にわたり、副作用である低血糖は命の危険があります。複雑な糖尿病治療薬を理解しましょう。これらの知識は、主に内科において必要とされます。

 

▷糖尿病治療とは
 糖尿病治療の目標は、特有の合併症(腎症、神経症、網膜症など)と動脈硬化を発生・憎悪させないことです。そして、健常人と変わらない寿命を全うすることにあります。そのため、糖尿病治療だけでなく、血圧や脂質の管理、禁煙なども重要です。早期の血糖コントロールが、合併症の発症や死亡のリスクを下げます。つまり、糖尿病とわかれば、すぐに治療をする必要があります。

 

 また、糖尿病の合併症を予防するためには、HbA1cを7.0未満にするべきだといわれます。次の図のように、患者背景によってHbA1cの目標が異なります。厳格すぎる血糖コントロールは、低血糖や死亡率を増加させる報告もあるため注意が必要です。
 一昔前まで、血糖値は高ければ悪く、低ければ良いと信じられていました。その仮説を証明するため、血糖コントロールを厳格に行う大規模臨床試験(ACCORD)が実施されました。その結果は「厳格な血糖コントロールは、細小血管症(腎症、神経症、網膜症など)や死亡率を増加させる」という、予想に反するものでした。
 これは、血糖コントロールを厳しく行うと、重症低血糖が起こりやすくなるためだと考えられています。つまり、低血糖は非常に危険であり、十分注意する必要があります。

 


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くすりの基本 目次

はじめに
本書の特長
本書の使い方
この本の登場人物

 

chapter1 なぜ薬を知るべきなのか
医薬品とは
医薬品の役割と説明方法
薬の知識と医療事故
ちょっと豆知識・実際に起こった医療事故の例

 

chapter2 薬の基礎知識
薬と受容体
薬物動態(吸収、分布、代謝、排泄)
血中濃度と半減期
添付文書の活用方法
ちょっと豆知識・添付文書と医療者の責任
ジェネリック医薬品
薬価と医療保険制度
薬と用法
注射薬の吸収と投与速度
薬の粉砕と脱カプセル

chapter3 基本的な薬を理解する
抗菌薬
抗ウイルス薬
鎮痛剤
ちょっと豆知識・ロキソニンによる夜間頻尿の改善
電解質輸液
交感神経と副交感神経
急変時の昇圧薬
降圧薬
呼吸器系作用薬
消化器系作用薬
中枢神経作用薬
漢方薬

 

chapter4 注意すべきハイリスク薬
糖尿病治療薬
ちょっと豆知識・インスリンボール
抗悪性腫瘍薬
副腎皮質ステロイド
ちょっと豆知識・ステロイドのよくある誤解
抗血栓薬
オピオイド鎮痛薬
ちょっと豆知識・熱による貼付薬の吸収増加

 

chapter5 入退院時に必要な薬への対応
入院時
退院時

 

索引


 


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なぜ、一般の方が医療を学ぶべきなのか?

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