病院に行くべき?倦怠感(だるさ)と隠れた病気


病院に行くべき?倦怠感(だるさ)と隠れた病気

倦怠感(だるさ)と隠れた病気

倦怠感(だるさ)は、誰しもが経験したことのある症状だと思います。この原因は身体的なストレスや精神的なストレスである場合が多いです。倦怠感は誰にでも起こるため放置されがちですが、見逃すと生命に関わるような危険な病気が隠れている場合があります。倦怠感のメカニズム、隠れた病気を知って得しましょう。

 

 

【倦怠感のメカニズム】
まず「疲労」とは、痛み、発熱と並び生体の3大アラームと言われ、生命と健康を維持する上で重要な役割をもっています。疲労がおこると、身体や脳の活動が低下し、作業効率が低下します。
疲労にはタイプがあり、数日の休息によって回復する疲労は「生理的疲労」、数日の休息では回復しない疲労は「病的疲労」と言われています。この疲労時に感じる不快感や「休みたい」という欲求が、「倦怠感」という自覚症状です。数日の休息では改善しない「病的疲労」には、大きな病気が隠れている可能性があるため、放置しないことが大切です。また、病的疲労は、身体的疲労と精神的疲労に分類できます。以下に、病的疲労(主に身体的疲労)の主な原因を表にしています。しかし、これらの原因は混在することもあるため、安易な判断は危険を伴いますのでご注意ください。

 

 

 

【病的疲労と隠れた病気】

病的疲労の原因 詳細
酸素の供給不足

身体・脳に必要な酸素が運ばれない状態です。
呼吸の障害、心臓などの循環器の障害、がんによる貧血などが原因です。

酸素の過剰消費

身体・脳が酸素を使いすぎる状態です。
感染症による炎症亢進、甲状腺機能亢進などが原因です。

血糖の低下 食事がとれない時や、血糖降下薬やインスリンの副作用などが原因です。
体液の不足 食事や水分がとれない時や、過度な運動、下痢、嘔吐による脱水症状などが原因です。
電解質の不足 利尿剤によるカリウムの不足などが原因です。
炎症物質の増加 感染症や自己免疫疾患、がんなどが原因です。
活性酸素の増加 感染症やストレス、がんなどが原因です。

※ちなみに、疲労物質として「乳酸」が有名ですが、疲労物質ではないと科学的に検証されているそうです。

 

 

【病的疲労の判断基準(目安)】
先述の通り、病的疲労は、「身体的疲労」と「精神的疲労」に分類できます。身体的疲労は「からだ」の疲労ですので、階段を上がったりする日常の活動によって悪化する場合が多いです。一方、精神的疲労は「気分など」の疲労ですので、からだを動かしたり、気を紛らわせるような活動をすることで症状の改善がみられる場合が多いです。(以下詳細)

因子 身体的疲労 精神的疲労
日内変動 午後から悪化する 朝に悪化している
時間経過 次第に悪化する(6ヶ月続くことは稀) 日によって異なる(6ヶ月以上続くことも)
身体活動 悪化する 不変または改善する
休息 多少改善する 不変または悪化する

 

 

【まとめ】
倦怠感(だるさ)を感じた際、より活動をすることで悪化する場合は身体的疲労である可能性が高いです。つまり、上の表に書かれているような病気が隠れている可能性があります。その際は、生活習慣や身体、飲んでいる薬を見直してください。食事や水分が少ないようであれば補給を考え、薬を飲み始めておかしいと感じるようであれば薬剤師に相談してください。「病的疲労」の可能性がありそうだと感じたならば、安易に考えず、近くの薬局や病院に相談してみることをおすすめします。

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