歯の重要性とあいうべ体操


歯の重要性とあいうべ体操

歯の重要性とあいうべ体操

口が健康な方ほど、健康寿命が長くなるといわれます。健康寿命とは、健康上問題なく、元気に自立して過ごせる期間をさします。日本人は、寿命(平均寿命)と健康寿命に約10年の差があり、「健康寿命を伸ばすこと」が課題とされています。

 

歯や口の健康は、健康寿命を長くするだけではありません。高齢者では、「残っている歯」が多い人ほど医療費が少ないのです。

 

口には、「食べる」、「味わう」、「発音する」、「呼吸する」、「防衛する」、「表情をつくる(心を表現する)」とさまざまな役割があります。口は健康の入り口であり、心の出口です。

あいうべ体操とは

あいうべ体操とは、福岡県のみらいクリニックの今井一彰院長先生が考案された「いつでも、どこでも出来る健康法」です。 口を大きく「あ~」「い~」「う~」「べ~」と動かすシンプルな体操ですが、「口呼吸の改善」にはじまり、さまざまな効果が期待されています。

 

口呼吸は、口の中を乾燥させ、「口内炎」や「虫歯」、「口臭」などの原因となります。また、呼吸による顔の筋肉の使い方が、本来と異なり「顔のたるみ」や「いびき」の原因となると考えられています。

 

 

あいうべ体操を行うと、舌と顔の筋肉が鍛えられます。また、「べ~」で舌をつきだすことによって、唾液が分泌されやすくなるそうです。唾液は、口の乾燥を防ぎ、口臭や口内炎、虫歯だけでなく風邪やインフルエンザも防ぐ「万病の薬」といわれます。唾液を分泌するためには、よく噛んで食べることも大切ですので、あわせて行いましょう。

 

実際に、あいうべ体操を取り入れた小学校において、インフルエンザの罹患率(りかんりつ)が激減したという報告もあります。

 

これ以外にも、あいうべ体操は、次のような効果が期待されています。

  • アレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、花粉症、アレルギー性鼻炎)
  • 膠原病(関節リウマチ、エリテマトーデス、多発筋炎、シェーグレン症候群)
  • 精神関連疾患(うつ病、うつ状態、パニック障害、全身倦怠感)
  • 消化管疾患(胃炎、大腸炎、便秘症、痔)
  • その他(いびき、尋常性乾癬、高血圧など)

あいうべ体操の方法

① 「あ~」と口を大きく開く
② 「い~」と口を大きく横に広げる
③ 「う~」と口を強く前に突き出す
④ 「ベ~」と舌を突き出して下に伸ばす
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に、毎日続けましょう。

声に出す必要はありません。また、30セット連続で行う必要はなく、2~3回に分けて行っても構いません。しゃべるときより口をしっかり、大きく動かすと効果的です。いつでもどこでも行うことができますが、入浴時に行うことがおすすめといわれます。

 

あごをあけると痛む方は、無理をしてはいけません。痛む場合は、回数を減らすか、負担のかかりにくい「い~」「う~」のみを繰り返し行いましょう。また、「ベ~」がうまくできない方は、大きめのあめ玉をなめるなど、舌を積極的に運動させましょう。

 

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