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薬包紙の包み方・使い方

このページでは、
薬包紙の包み方(折り方)
・薬包紙の活躍
を知ることができます。

 

「包む」という行為は日本古来の神道において、 お供えの農作物や魚介類を束ねるために和紙で包んで奉納されたことから始まったと言われています。


薬包紙とは

 

薬包紙とは、主に医薬品、散剤(粉薬や顆粒の薬)や半錠(錠剤を半分に割った薬)などを、1回分ずつ小分けにするために使用する薄手の紙です。

 

薬を薬包紙で包むと衛生的であり、運搬するにも便利であるという利点があります。

 

薬局だけでなく、理科の実験などで試薬を計るときに、一時的な容器として利用される場合もあります。

薬剤師と薬包紙の歴史

30~40年前は、薬剤師が薬をひとつひとつ薬包紙に包み、患者さんにお渡ししていました。

 

手間はかかったでしょうが、日本らしい温かみがある作業です。

 

しかし、近年では機械化が進み、薬局で薬包紙が使われることは、ほとんどなくなってしまいました。

 

そのため、薬包紙の包み方すら知らない薬剤師が増えています。

 

実際、私も薬包紙を折ることはほとんどなく、忘れてしまいそうになります。

 

しかし、薬包紙が必要な場合や、活躍する場合があるのです。

薬包紙の活躍

結論からいうと、「災害時」に薬包紙が活躍します。

 

大規模災害時には、現在使っているような機械を使用できません。

 

しかし、薬は衛生的にお渡しする必要があります

 

実際に、東日本大震災のとき、薬包紙が活躍したそうです。

 

いざという時に薬包紙が活躍するので、我々薬剤師は薬包紙を忘れてはいけません。

 

 

さらに、薬剤師でない方も薬包紙の包み方を知っておくといろいろな場面で使えます

 

例)

 

薬包紙ではなく、折り紙やペーパーナプキンを使います。

 

・ピンやクリップなどの尖ったものを包む
→他人が触ったときに怪我をしないよう配慮することができる。

 

・借りていた小銭を返す
→わざわざ包むことで、人としての温かさが伝わる。(メッセージを添えると、もらった相手はより嬉しい気持ちになります)

薬包紙の包み方・折り方


薬包紙の包み方・動画

包むということの大切さ

 

「包む」という漢字は、「人が身ごもって胎内に胎児が宿っている象形文字」が由来だといわれています。

 

私たちは日頃、買い物や贈り物など、ものを包んで保護し「包む」ことを身近に暮らしています。

 

ピンや小銭などそのまま渡してしまいがちですが、もうひと手間加えて「包む」と、心づかいを相手に伝えられるだけでなく、温かい心の絆を深めることにもつながります。





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