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うつ病とは

うつ病患者は全国に、およそ95万人いると報告されています。(厚生労働省調べ)
この数字から、私たちにとってとても身近な病気だといえます。

 

うつ病とは、気分が落ち込む、やる気が出ないことではありません。それ以上のもので、自分では原因がわからなくても、苦しい状態が長く(2週間)続きます。
うつ病は気持ちの問題ではなく、脳の働きに何らかの問題が起きた状態です。脳の中には情報伝達をになう神経伝達物質があり、それらが減ってしまうと、うつ病が引き起こされるといわれています。

うつ病の症状

うつ病の症状はたくさんあります。心だけでなく体の症状もあります。それらの症状を取り除き、病気になる前の生活に戻すよう治療をします。しかし、すべての症状を取りきらずに治療をやめてしまうと、うつ病が悪化するおそれがあります。以下の症状など、できるだけ医師に伝えましょう。

 

▶うつ病の主な症状
・気分が重苦しい。泣きたくなる…
・いつもなら楽しいことが、気がすすまない、やる気がでない…
・食事が美味しくないし、つまらない。「食べなきゃ」と思うけど進まない…
・いつもより早く目が覚める、寝ようとしてもなかなか寝付けない…
・ちょっとしたことが不安で、ドキドキする。いてもたってもいられなくなる…
・着替え、歯磨きなどの身の回りのことが、おっくうに感じられてできない…
・体がだるい、疲れやすい。体の疲れがとれない…
・体のあちこちが重く感じる。ずーんとする…
・人の話を聞いても、本を読んでも、内容が頭に入ってこない…
・物事を悪い方向に考えてしまう…
・自分の事なんかどうでもいい。消えてなくなりたい…死にたくなった事がある。
・なんとなく、体の不調は他にもあって…

うつ病の原因

うつ病は脳の働きに何らかの原因が起きて発症すると考えられています。脳の中では、情報を伝達するためにさまざまな神経伝達物質が働いており、そのうちセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンは、モノアミンと総称されています。

 

 

一説に、うつ病はこのモノアミンが減ることで引き起こされるとされています。しかし、うつ病が発症する原因は他にもいくつか説があります。

うつ病の治療

うつ病の治療には、休養、精神療法、薬物療法などがあります。

 

▶精神療法
精神療法では、医師やカウンセラーなどが患者さんと対話を重ねながら、問題を解決する方法を一緒に探します。精神療法には認知療法や対人関係療法などがあります。

 

▶薬物療法
薬物療法を行う場合、副作用を抑えるために、少量から抗うつ薬を服用します。抗うつ薬の効果がでるのに、服用開始から2~3週間程かかるため、副作用が先にでる場合があります。副作用がひどいと感じるとき、気になることがあるときは、医師に相談しましょう。
・抗うつ薬の主な副作用
頭痛、倦怠感、便秘・下痢、口の渇き、眠気、吐き気・嘔吐

 

 

うつ病治療の経過には、治療開始「急性期」、症状がほぼなくなる「継続期」、安定した状態が保たれる「維持期」があります。

 

▶急性期
うつ病の治療を開始して、間もない頃です。気分が落ち込む、家事や仕事など「やるべき」ことにやる気が起きません。この時期は自分を責めずに、周りに頼りましょう。焦らずゆっくり休むことが大切です。

 

▶継続期
薬の効果があらわれてきて、少し楽になる時期です。しかし、症状はよくなったり悪くなったりする時期でもあります。よくなったからと無理をしたり、薬をやめたりすると、うつ病が悪化することもあるので、治療を続けながらできることから始めましょう。

 

▶維持期
継続期を経て、症状が落ち着いてきている時期です。物事への意欲が湧いてきたら、色々挑戦してみましょう。ここでも無理はよくありません。復職などの相談は医師や専門家と相談してからにしましょう。



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