日本における健康づくりの歴史と予防


日本における健康づくりの歴史と予防

日本における「健康づくり施策」の歴史

1978年〜1987年 第1次国民健康づくり対策
1988年〜1997年 アクティブ80ヘルスプラン|第2次国民健康づくり対策
2000年〜2012年 健康日本21|第3次国民健康づくり対策
2013年〜2022年 健康日本21(第二次)|第4次国民健康づくり対策

 

予防の定義
一次予防|健康づくり
生活習慣の改善、生活環境の改善、健康教育によって健康増進を図ります。予防接種による疾病の発症予防、事故予防による傷害の発症を予防することをさします。

 

二次予防|疾病の早期発見・早期治療
発生した疾病や傷害を人間ドック検診などにより早期に発見し、早期に治療や保健指導などの対策を行います。疾病や傷害の重症化予防することをさします。

 

三次予防|疾病の治療・重度化予防
治療の過程において保健指導やリハビリテーション等による機能回復を図ります。社会復帰を支援し、再発を予防することをさします。

第1次国民健康づくり対策

一次予防(健康増進、発病予防)よりも二次予防(早期発見、早期治療)に重点をおいています。自らの健康は自ら守るという考えであり、行政は「支援を行う立場」でした。すべての人が健康になるために、乳幼児から高齢者までの健康診査、健康指導体制の確立などの対策があげられます。

 

①生涯を通じての健康づくり推進
②健康づくりの基盤整備等
③健康づくりの啓発・普及

アクティブ80ヘルスプラン|第2次国民健康づくり対策

「80歳になっても身の回りのことができ、社会への参加もできることをめざした」対策です。栄養・運動・休養を「健康づくりの三本柱」とし、遅れていた「運動習慣の普及」に重点をおいています。栄養所要量の普及、運動所要量の普及、健康増進施設認定制度の普及などの対策があげられます。

 

①生涯を通じての健康づくり推進
②健康づくりの基盤整備等
③健康づくりの啓発普及対策

健康日本21|第3次国民健康づくり対策

21世紀のわが国を、すべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会とするため「健康寿命の延伸、生活の質(QOL)の向上、壮年期死亡の減少」を実現するための対策です。一次予防を重視し、「健康づくり支援のための環境整備」、「目標との設定と評価」、「多様な実施主体による連携の取れた効果的な運動の推進」という基本方針があります。

 

①健康づくりの国民運動化
②効果的な健診・保健指導の実施
③産業界との連携
④人材育成(医療関係者の資質向上)
⑤エビデンスに基づいた施策の展開

健康日本21(第二次)|第4次国民健康づくり対策

アルマ・アタ宣言とオタワ憲章の流れを汲んでいる対策です。21世紀の日本において、全ての国民が健やかで「心豊かに生活できる活力ある社会」を実現し、国民の健康の増進を図るための「基本的な事項」を示しています。そして、以下の5項目を「基本的な方向」としています。

 

①健康寿命の延伸と健康格差の縮小
②生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底
 がん、循環器疾患、糖尿病、COPDの予防
③社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上
 心の健康、次世代の健康、高齢者の健康を増進
④健康を支え、守るための社会環境の整備
 社会全体が相互に支え合いながら健康を守る環境を整備
⑤栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙及び歯・口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善

 

参考:健康サポート薬局<知識習得型研修>日本薬剤師会

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