「健康サポート薬局」を巡る議論


「健康サポート薬局」を巡る議論

「健康サポート薬局」を巡る議論

2015年9月現在、「健康サポート薬局」についてさまざまな議論が行われました。

 

一部の薬局は、患者さんの「健康や薬に関する相談」を多く受けています。そして、多くの薬局が健康情報の拠点として、地域の健康増進に取り組みたいと願っています。しかし、この取り組みの健康情報の「拠点」という文言に対して医師会の代表が難色を示したため、「健康づくり支援薬局」という名称に変更されました。その後、さらに議論を進め最終的に「健康サポート薬局」という名称に落ち着いたようです。

「健康づくり支援薬局(仮称)」の要件案 2015.7.7 現在

(1)かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師としての基本的機能を備えていること(患者情報の一元管理、24時間対応・在宅対応、医療機関の3点)
(2)OTC薬に関する助言や健康相談の応需、専門職種や関係機関への紹介を適切に実施できること。そのために、以下のような研修を修了した薬剤師が常駐すること
・OTC薬や健康食品に関する知識と適切な情報提供のあり方について
・相談者とのコミュニケーションの取り方について
・地域包括ケアの考え方や多職種・関係機関の役割や活動について
・生活習慣病の基礎知識、受診勧奨を含めた関係職種との情報共有・連携について
・健康増進に関する制度や健診など、地域保健の全体像について
(3)個人情報に配慮した相談スペースを確保していること
(4)健康づくり支援薬局(仮称)であることや、具体的な支援内容を市民に分かるよう表示していること
(5)OTC薬を一定数以上取り扱っていること
(6)平日に一定時間以上連続して開局していること、土日祝日も開局していること
(7)薬剤師以外の多職種や関係機関(医療機関、行政機関など)と連携し、顔の見える関係を構築していること
(8)健康相談の内容やOTC薬の服用歴を記録していること

健康づくり支援薬局 H27.9.9

健康づくり支援薬局(仮)の定義
「OTC薬や健康食品等の安全かつ適正な使用に関する助言や健康に関する相談、適切な専門職種や関係機関への紹介等を行う機能を一定程度有していること」

 

健康づくり支援薬局(仮)の要件(一部抜粋)

  • かかりつけ薬剤師・薬局を持たない患者に、意義・役割や適切な選び方を説明し、選ぶように促していること
  • OTC薬の取扱いは約80ある「中分類につき2銘柄以上」
  • 地域の実情に応じて必要な衛生材料や介護用品等を取り扱うことが望ましい
  • 平日の開局日には連続して開局(午前8時から午後7時までの時間帯に8時間以上が望ましい)していること、さらに土日どちらかにも一定時間開局していること
  • 薬剤師による薬の相談会や禁煙相談の開催、認知症早期発見や健診の受診勧奨の取り組み、医師による糖尿病予防教室や栄養士による栄養相談会の開催の協力

 

当たり前ですが、「健康づくり支援薬局の基準を満たすこと自体が目的化してはならない」とされています。

 

かかりつけ薬剤師(日本薬剤師会の定義)
「一元的・継続的に薬学的管理指導を行い、医薬品、薬物治療、健康などに関する多様な相談に対応できる資質を有するとともに、地域に密着し、地域の住民から信頼される薬剤師」

 

かかりつけ薬局(日本薬剤師会の定義)
「地域に必要な医薬品などの供給体制を確保し、その施設に従事するかかりつけ薬剤師が一元的かつ継続的な薬学管理指導を行っている薬局」

健康サポート薬局 H27.9.25

健康サポート薬局の要件(一部)

  • 利用者自らが適切に選択できるよう供給機能や助言の体制を有していること
  • かかりつけ医との適切な連携や受診の妨げとならない
  • 相談を受けた場合には、専門的知識に基づき説明する

 

具体的なOTC薬群(一般用医薬品)は、基本的な薬効群を原則(地域の実情に応じて当該薬局において供給すること)とされています。

 

健康サポート薬局のあり方について(厚生労働省資料)

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