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高血圧ってどういう状態?|高血圧とは

【なんとなく分かっている?「高血圧」について】
血管は血液を全身に運ぶなど、人間が生きるために欠かせない働きをしています。

その大切な血管に、常にかかっている圧力のことを血圧といいます。

心臓が収縮して血液を押し出した瞬間は、血管にいちばん強く圧力がかかります。

これが収縮期血圧(最高血圧)です。

よく耳にする「今日の血圧は130だった」などの会話は、この収縮期血圧をさします。

収縮した後に心臓がひろがる(拡張する)ときには、圧力がいちばん低くなります。

これが拡張期血圧(最低血圧)です。

収縮期血圧と拡張期血圧のどちらが高くても、高血圧といいます。

高血圧の数値などに関する詳細や診断の基準はこちら



血管を水道のホースに例えてみます。

ホースに水を流すとき、水を多くすれば、ホースはぴんと張りつめた状態になります。

これが、高い水圧がホースにかかっている状態です。

また、どこかでホースを押えつけて通りにくくすれば、水の量は少なくても、そこからうしろのホースはやはり張りつめた状態になります。

これと同じように、血圧も、心臓が送り出す血液の量(心拍出量)と、それを流す血管の通りづらさ(末梢血管の抵抗)とで決まります。


血圧は一定ではなく、食事や運動、気温や精神状態、日内変動など様々な要因で変動します。

家で測ると低いのに、診察されている時だけ高いという現象もこのためです。


また、至適血圧(収縮期血圧120mmHg未満かつ拡張期血圧80mmHg未満)を超えて血圧が高くなるほど、心血管病、脳卒中心筋梗塞、慢性腎臓病などのリスクが高くなります。


年齢とともに、血圧は上がるといわれていますが、真の原因は解明されていません。

また、高血圧も脂質異常症と同様に、自覚症状はほとんどありません。


高血圧人口は4,000万人以上と推定されていますが、実際に治療されているのは約800万人です。

いかに放置している人が多いかが分かります。

医師や薬剤師がもっと高血圧治療の大切さを伝えなければなりません。


高血圧を放置すると、血管が硬くなる動脈硬化になったり、命に関わる虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)や脳卒中などの発作を起こすおそれがあります。

高血圧は症状がほとんどないまま、長年かかってひそかに血管をむしばんでいくために「サイレント・キラー」とも呼ばれます。


脳、心臓、腎臓は一度悪くなると元に戻ることはありません。

大事なことは、現状を悪化させないために予防することです。

(高血圧の予防に関して:高血圧と食生活高血圧と生活習慣


血圧は、家庭でも簡単に測定することができます。

定期的に血圧をチェックすることからはじめてみませんか?




【高血圧の種類】
早朝高血圧
朝と夜の血圧を比べて、起床後の早朝血圧が特に高い状態(135/85mmHg以上)を「早朝高血圧」と呼びます。

早朝高血圧には、朝、血圧が急激に上昇するタイプと、もともと夜間の血圧が下がらないタイプと2種類あります。


仮面高血圧(逆白衣高血圧)
診察時の血圧は正常なのに、家庭で測る血圧が高い場合を「仮面高血圧」と呼びます。


白衣高血圧
高血圧の治療を受けていない方で、家庭血圧は正常なのに、診察室で血圧を測ると血圧が高い場合を「白衣高血圧」と呼びます。

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