薬剤師の転職準備
いざ「転職しよう!」と思っても、「何から始めればいいんだ?」「どういう流れで転職するんだ?」とわからないことだらけです。
まずは「なぜ転職をしようと思ったか?」を書き出してみてください。
書き出すことで転職の目的がはっきりし、転職先が見つけやすく、転職の失敗も防げます。
1.「なぜ転職するのか?」を書き出して、頭の中を整理する。
薬剤師が転職活動を始めるとき、1番最初にやることは、「なぜ転職するのか?」を書き出すことです。
何でもいいので、とりあえず書き出します。
年収をあげたい、人間関係が嫌、スキルアップしたいなど。
次に、これだけは絶対譲れないという条件(希望の職場条件)も書いていきます。
土日は絶対休みたい、家から近い職場が良いなど。
この「なぜ転職するのか?」「これだけは絶対譲れない(希望の職場条件)」を明確にすることで、これからやる転職が失敗しにくくなります。
「この職場、お給料良い!」と転職する
→ものすごく忙しい業務内容で、お給料は良くなっても忙しすぎてしんどい
→辞めたいとなっては、せっかくの転職も意味がありません。(時間を無駄にしただけ)
そうならないために、「なぜ転職するのか?」を書き出します。(見える化することが大切!)
自分の理想の条件を書き出して、「新しい職場を探すぞ!」ってなっても、理想全部が当てはまる職場はなかなかないと思います。
しかし、転職サイトに登録し、転職コンサルタントに話を聞いたり、職場見学をさせてもらえたりするので、なるべく自分の理想に近い職場を探して、転職失敗を避けましょう。
2.転職活動を始めるにあたっての全体の流れやスケジュール
「なぜ転職するのか?」「これだけは絶対譲れない(希望の職場条件)」を書き出したら、次に転職サイトに登録します。
なぜ求人誌やハローワークじゃなくて転職サイトかというと、転職サイトなら自分の希望条件を入力するだけで、理想に近い職場がすぐにピックアップされ探しやすいからです。
また、転職コンサルタントという転職に詳しい方々があなたの希望条件に合う職場を探してくれたり、相談に乗ってくれたりします。
①転職サイトに登録
(1分もあれば登録完了)
②登録が確認され次第、転職コンサルタントから連絡が来る
(メールor電話がくるよ)
③転職コンサルタントと面談
(実際に会ってあなたの希望の転職先などの話をするよ)
④求人の紹介
(面談の内容から転職コンサルタントがあなたにぴったりの転職先候補を紹介してくれるよ)
⑤履歴書・職務経歴書の添削
(ググって書いても、間違っていたり抜けているところがあるかもしれない。プロに添削してもらえるのはありがたい。助かる)
⑥見学
(気になる会社、これから働くかもしれない現場を見学できることもある。転職コンサルタントが手配してくれる)
⑦応募
(あなたの希望にそった転職先候補が見つかったら応募!転職コンサルタントが推薦文を書いてくれ、履歴書・職務経歴書とともに応募します)
⑧面接
(転職コンサルタントが手配してくれる。同行してくれることもある。心強い)
⑨内定、退社、入社
(内定が決まり、入社日、給料など転職コンサルタントが交渉してくれます。退職の仕方も教えてくれるので安心)
3.薬剤師の転職活動期間は?
薬剤師の転職活動期間は、短い方なら数週間~1ヶ月、平均でだいたい2~3ヶ月です。
調剤薬局や病院、ドラッグストアは、面接が1回だけのところが多く、企業では2回、3回と複数回あります。
面接回数が多いと、その分転職活動期間も長くなります。
応募先ごとに、面接から合否の結果までの流れを把握しときましょう。
調剤薬局はスタッフを採用する機会が少なく、ほとんどの場合、欠員募集です。
小規模の調剤薬局の場合、候補者がある程度集まってから面接をするため、合否の判定までに2週間~1ヵ月程度かかる場合があります。
大手の調剤薬局チェーンやドラッグストアなどは、人員不足で求人募集の機会も多いです。
早くて数日から1週間ほどで合否が決まります。
条件が合えば、3日後に採用が決まることもあり、短期間で転職しやすいです。
4.おすすめの転職サイト
転職先:
調剤薬局 ドラッグストア(調剤併設) 医療機関・企業
・「お仕事ラボ」は細部までしっかりヒアリングしてくれ、素早く精度の高い求人を紹介している。
・希望求人がない場合、専任コンサルタントがあなたの働きたい企業に交渉してくれる。
・面接前から、面接への同行、面接後のヒアリングもしっかりサポートしている。
・希望者には入社後も面談有り。
・20代、30代に強い転職サイト
・高額求人有り
・地域密着型サービス
5.関連ページ
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