病院で薬剤師として就職する
病院には、急性期病院と慢性期病院の2種類あります。
急性期病院は、症状の移り変わりが多い患者さんが入院している病院です。
毎日、患者さんの薬が変わったりするので、薬の知識が必要です。その分忙しいのですが、やりがいがあります。エネルギーに満ち溢れているやる気のある人に向いています。
慢性期病院は、ある程度症状が落ち着いた患者さんが長期入院している病院です。
処方せんがあまり変わることが少ないので、バタバタせず落ち着いて仕事に取り組めます。
病院という医療の現場で働くため、最新の医療知識を身に付けることができます。病院内や製薬企業が主催する勉強会などに参加する事も多く、自身の医療知識向上の機会が多いです。その分、日々勉強しなければなりません。
▶病院薬剤師とコミュニケーション能力
病院薬剤師は、医師、看護師など他の医療従事者とチームで医療に携わります。そのため、患者さんとの距離が近く、やりがいを感じやすいです。患者さんだけでなく、医師や看護師とも距離が近いため、コミュニケーションスキルが必要です。
薬剤師の少ない病院だと、一人の薬剤師にかかる責任も大きくなります。
キャリアアップとして、薬局長のポジションがあります。
▶病院薬剤師の採用内容
大きい病院では新卒しか採らないところも多く、転職は30歳を超えると困難になります。しかし、中小規模の病院であれば、転職可能な場合が多いです。
薬剤師の他の職種と比較すると、給料が低い場合があります。初任給は他の薬剤師の職種と比べると低いので、給料の多さではなく「薬剤師として医療現場で働けることに情熱と誇りを持てる人」が向いています。
当直がある場合も多く、その場合は生活が不規則になったり、病院によっては休みが不規則(土日休みではない)な場合もあります。
病院薬剤師は、欠員を補うために求人募集をすることが多いです。欠員がいつ出るかわからないので、以下の転職サイトに登録して求人募集に気付けるようにしておきましょう。
病院薬剤師は、他の薬剤師の職種と比べると求人の競争率が高く、新卒に人気の職種でもあります。
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